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中学受験、入試過去問は何年分やる?志望度別の着手順番や注意点は?

勉強

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ママさん

中学受験の過去問は、何年分やるべきですか?

パパさん

中学受験の過去問、志望度別での着手順注意点はありますか?

この疑問、私も当時、すごく気になっていました。

小6の夏休みが終わるころ、受験生は「過去問演習」に取り組み始めます。

それよりも前に、以下のような教材を使い、「過去問」(自分の志望校とは限らない)を解き始める塾もあります。

サピックスだと、7月くらいに「有名中」という、こんな分厚い本が段ボールで届きます。

ただ、自分自身の志望校の過去問に着手するのは、大体の場合、小6の夏期講習以降となります。

小6秋以降の受験勉強として、合格を勝ち取るためには効果的に過去問演習を行うことが不可欠です。

ママさん

それでは、自分自身の志望校の過去問については、何年分取り組めばよいのでしょうか?

ゆめねこ

はい、塾から教えていただいたことも踏まえ、お伝えしますね!

この記事では、中学受験における過去問は何年分(何回分)解けばよいのか、志望度によってどの学校から着手すればよいのかなど、無理なく・無駄なく過去問演習を進める方法をご紹介します。

目次

中学受験の過去問は何年分(何回分)解くべき?

第1志望校の場合

まず、第1志望校は10年分解くことをおすすめします。

サピックスでも、なるべく10年分解くようにと指導されました。

ただ、複数回受験がある学校については、10年分やると、(例えば受験日が2回ある場合)その学校だけで20回分の過去問をすることになってしまうので、さすがに偏りがあると思います。

そこは塾の先生にご相談されるのが良いと思います。

第1志望だからといって、そこに全力を注いでしまうと、併願校対策に支障をきたしてしまう可能性がありますので…。

第2志望校の場合

第2志望校は5年分(複数回受験がある学校であれば5回分)解きましょう。

第3志望校以下の場合

第3志望校は3年分(複数回受験がある学校であれば3回分)は解くようにしたいところです。

中学受験の過去問、志望度別に何年分解いた?我が家のケース

我が家の兄がの実例をご紹介します。

僕は、以下の回数、取り組みました。

  • 第1志望校→11年分
  • 第2志望校A→5回分
  • 第2志望校B→7回分
  • 第3志望校→5回
  • 第4志望校→5回

小6の後期は、志望校別特訓(サピックスで言うとSS特訓)などもあるため、これだけの過去問を解くのは、結構きついスケジュールだったことを覚えています。

過去問を解く順番はどうやって決めるの?

まずは塾の授業内で解くことがないかを確認

塾によっては、志望校別特訓の授業内で過去問に取り組むことがあります。

そこでライバルたちと同じ空間で緊張感を持って解く過去問は、初見であることが望ましいです。

なので、塾に

ゆめねこ

今から過去問に取り組もうと思うのですが、授業内で過去問に取り組むことはありますか?

と確認しておきましょう。

我が家の兄の場合は、

塾の先生

第1志望校の算数のみ授業内で取り組むので、家ではやらないでください。

と言われました。

お聞きしておいて良かったです!

まず第一志望校の過去問から解くことを検討

一般的には、志望校・併願校のうち、第1志望校の偏差値が高いことが多いでしょう。

そうすると、

ママさん

第1志望校の過去問は、もう少し実力が高まるまで取っておこうかしら。

と思われるご家庭もあるかもしれません。

ただ、やはり1年分くらいは、第1志望校の過去問を最初に解いた方がいいと私は思います。

それは、現在の立ち位置把握のためです。

ただ、メンタル弱めだったり、自信を失い気味のお子さんは、少し簡単な併願校の過去問から取り組むのもありかなと思います。

ゆめねこ

そこは、お子さんと話し合ってから決めましょう。

塾の先生に相談するのもアリです!

最新年度から2年分くらいは残し、残りは最新年度から解く

第1志望であれば最新年度から2年分、第2志望以下であれば最新年度の過去問については、直前期に残しておくことをおすすめします。

なぜなら、夏休み終了後から入試直前まで、(まじめに&トラブルなく学習を継続していけば)実力は右肩上がりに上がっていくので、その時まで残しておき、そこで最新の問題を解くのが良いのです。

自分が挑む入試本番の問題に一番形態が近いのは、やはり1~2年前であることが多いので、その問題を直前期まで残しておきましょう。

あとの残りについては、残りのうちの 最新年度→古いもの というように解いていきましょう。

ママさん

ちょっと分かりにくいので、実例で教えてくださいな。

はい。

つまり2023年度受験生で、第1志望校(10校分)の場合、
2022年度と2021年度過去問は、直前期までとっておき、

①2020年度
②2019年度
③2018年度
④2017年度
⑤2016年度
⑥2015年度
⑦2014年度
⑧2013年度
============
👆ここまでは新→古の順で
============
⑨2021年度
⑩2022年度

という風に解きます。

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過去問演習で注意すべき4つのポイント

社会の取り扱いは要注意

塾の先生から、

塾の先生

社会については、5~6年以上前のものは解かなくていい。

と言われました。

なぜなら、地理は食料の生産量ランキングなど答えが変わっている可能性もありますし、時事問題にも取り組みづらいので。

塾の先生に、

ママさん

〇〇中の社会は、何年分やるのが良いでしょうか。

と、アドバイスを求めるのもありかもしれません。

入試本番と同じ時間帯に全教科取り組む

塾があるなどで、1日1~2教科しか取り組めないこともありますが、過去問はできるだけ本番と同じ試験時間・時間帯で取り組むようにしましょう。

可能であれば、毎回とは言いませんが入試本番と同じ時間帯1日で全教科に取り組むのが良いです。

そのようにすると、どの問題に先に着手すべきかや、集中力がどこまで続くかなど、時間配分の勘が身についてきます。

入試本番と同じ腕時計で時間を計りながら取り組む

入試本番と同じ腕時計を使用しましょう。

時計はシンプルかつ安価なカシオのこちらがおすすめ。

文字が見やすく、操作も簡単なので、受験生御用達になっていますよね。

中学受験勉強自体にはタイマーの活用を強く推奨しますが、過去問は本番で使用する腕時計を使用するようにしましょう。

入試本番と同じ文房具で取り組む

過去問には入試本番で使用するのと同じ文房具を使って取り組みましょう。

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ゆめねこ

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