『二月の勝者』ドラマ第7話。あらすじ・感想・詳細ネタバレ・見逃し配信動画

9月になり、全国統一合格判定テストを受けた桜花ゼミナール吉祥寺校の受験生たち。夏の頑張りの成果が出るかと思いきや、この時期は全国の受験生の学力も同じように上がっているため、そう簡単に偏差値は上がらず…。

黒木（柳楽優弥）は、一番の心配事は「上がらない偏差値を見た親たちをいかに黙らせるか」だという。

引用元：公式サイト

黒木先生

夏の成果は9月には出ません！

みんな勉強しているから。

この先偏差値を上げることなんて不可能、とは言いませんが、至難の業です。

偏差値が上がらないことに気付いたお客様は中学受験からの撤退を考え始めるお客さんがいるから注意しろ。

講師室での噂話

上の階、1フロア、桜花ゼミナールが買い取ったという噂。

森先生は、「黒木蔵人先生と施工業者の人が打ち合わせをしていた」と。

保護者面談

面談ではいろいろな保護者を相手にする。

具体的なプランを出せと言う親、

我が子はまだ本気出してないだけという親、

ひたすら泣いている親などなど。

親の相手に疲れる講師たち。

自習室で騒ぐRクラス石田王羅

いよいよ志望校選びをする保護者面談が始まり、生徒たちも受験を意識し始める。

そんな中、佐倉（井上真央）が受け持つＲクラス生徒・石田王羅（横山歩）は自習室に来るものの遊んでばかりで、他の生徒に迷惑ばかりかけているありさま。

引用元：公式サイト

ある日、塾に行く途中に池のザリガニが気になって、池に落ちた石田王羅。

そのまま自習室にいく石田王羅。

自習室は大騒ぎ。

どうすれば王羅が勉強する気になってくれるのかと悩む佐倉先生。

橘先生にそれとなく相談する佐倉先生。

橘先生（池田鉄洋）は「小学生が毎日塾に来ていること自体がすごい」と言う。

橘先生「本来の小学生なんてみんなあんな感じ（王羅のような感じ）だぜ」

着替えた後に自習室に戻った王羅。

うるさそうに無視する自習室の子たち。

石田王羅母と佐倉先生の面談

佐倉先生は王羅の母・美枝子（岩崎ひろみ）から、王羅が桜花へ入塾した経緯を聞かされる。

王羅の母は、夫と死別してシングルマザーだという。

母親は仕事が忙しくて、保育園、学童に面倒を見てもらっていたという。

だが、次第に王羅の放課後の居場所がなくなっていったという。

そんな中、進学塾は一番長い時間子供を預かってくれると知り入塾させたと。

桜花ゼミナールには楽しそうに通っているので、先生方、特に橘先生には感謝しているという。

佐倉麻衣先生は「どんな形であれ、石田君にとって桜花は自分の居場所なんだ」と思う。

大内礼央 vs 石田王羅

ある日、いつものように自習室で遊んでいる王羅に対し、成績が伸び悩み焦りを感じているＲクラスの大内礼央（粟野咲莉）は怒り声を上げる。

それを聞いた橘は勘違いして礼央を叱ってしまう。

これをきっかけに、礼央の母から「塾を辞めようと思っている」との連絡が…。

引用元：公式サイト

ものすごーーーく怒っている大内礼央の母。

Rクラスの迷惑男子、分かってますよね？

うちの娘が悪いとおっしゃりたいんですか！！！！！！

と。

それを見た黒木蔵人先生は、「最悪の対応ですね。仮に大内さんにも原因があったとして、お客様の気分を害する正論など百害あって一利なしなのでは」と言う。

「気分を害させた事実の方が重大です。今後の処遇については覚悟しておいてください」と言い残して去っていった黒木蔵人先生。

そこに、大内礼央が通りかかる。

素直に謝罪する橘先生。

大内は最初無視して通り過ぎようとするものの、「待ってくれ」という橘先生に「だったら、どうにかしてよ！あんな奴がいる部屋で勉強なんてできない」という。

橘先生は「分かった」という。

スターフィッシュに招かれる佐倉先生と灰谷先生

そんな中、佐倉は紗良（住田萌乃）から連絡をもらい、スターフィッシュに招かれる。

そこには黒木に呼ばれて来たという灰谷（加藤シゲアキ）の姿もあり、二人はそこでいつもとは違う黒木の顔を目にすることに…。

引用元：公式サイト

佐倉先生も紗良に呼ばれてスターフィッシュに来たことに、多少なりともビックリしている黒木蔵人先生。

スターフィッシュの中に入ってみると、いろいろな生徒が家族のように学び合っていることが分かった佐倉先生と灰谷先生。

その帰り道、灰谷先生は「あの塾がルトワックをやめた原因だったんですね」と佐倉先生に言う。

ルトワック社長がルトワックを続けるか、スターフィッシュを閉じるか迫られてルトワックをやめたと。

自転車をスターフィッシュに忘れたため取りに行った佐倉先生は、黒木蔵人先生に会う。

黒木先生「ここで見たことは…」

佐倉先生「分かってます。誰にも言いません」

桜花ゼミナール講師室

石田王羅にはこの桜花ゼミナールを退塾していただくことになりました。

と告げる黒木蔵人先生。

それにマジ切れする橘先生。

そこへ社長登場。

社長「この上の階の5階に、個別指導塾ブルーミングを開講することにしました。新規の生徒でも桜花の生徒でも構いません」

黒木先生「ということで、石田王羅さんには上の階に行っていただくことになりました」

社長「あ、橘先生。今年度いっぱいで……………来年度からはあなたにブルーミングの好調をお願いしたいと思っておりまして。非常に熱心で面倒見も良いということで黒木先生からの推薦です。条件は悪くはしませんよ」

社長は佐倉先生に「黒木先生を助けてあげてくださいね」と意味深な発言をする。

夜道、黒木を待ち伏せる灰谷

灰谷先生「あなたはあの塾のために、ルトワックをやめた。私には理解できません」

黒木先生「私はあの場所で感じる居心地や幸せをあなたにも感じていただきたかったのです」

灰谷先生「幸せ？恵まれない子供たちに無料で学習支援することで社会貢献することが？」

黒木先生「最初はそうだったかもしれませんが、今は私の方があの子たちから多くのものを与えてもらっています。それはどうしてなのかあなたに尋ねたかったんです。あなたは私の理解者だと言っていたから。だからあのパーティに招待したんです」

桜花ゼミナール 講師室

石田王羅のノートに描かれていた橘先生の似顔絵。

それを見て嬉しそうにしている橘先生。

ノートを王羅に返却する橘先生。

橘先生は「5階に行ったら勉強頑張るんだぞ。俺は、見てるからな」と、王羅のことがかわいくて仕方がない様子。

島津順の面談時間

面談時間になっても現れない島津順の両親。

そのとき島津母親から泣きながら電話が。