幼児教育関係の書籍を読んでいると、よく「手指の巧緻性」という言葉が出てきます。
「巧緻」…あまり耳慣れない言葉ですね。
「手指の巧緻性」とはつまり
つまり、「手指の巧緻性」とは、簡単に言うと、「手先の器用さ」のことです。
「手指の巧緻性」で検索すれば、たくさん関連情報が出てくると思います。
ライトな記事もありますし、オンラインで公開されている学術論文にもたどり着くことができましたよ。
手指には、末梢神経が集中しており、「第2の脳」などと言われています。
よって、手指をたくさん刺激することで、脳が活性化します。
特に、小さいころに指先をたくさん使って遊ぶことは、脳の発達にとても良いそうです。
私も、兄のムーが小さいときに、関連本を多数読んだり、幼児教室の説明会に参加したりしてそのことを知りました。
具体的には以下のような動作を繰り返し繰り返し行うことが大事です。
「ハサミで切る」「ノリで貼る」「紙を折る」
「ひもを結ぶ」「ひもを巻く」「糸を通す」
「紙を丸める」「紙をちぎる」「色を塗る」
「水を注ぐ」「玉をはじく」
それを聞いて、まず、

と思いました。
そして、



とも。
手作り知育玩具「ポットンボックス」
購入するものも、その視点で選ぶことが多かったですが、
今回は、割と簡単に手作りできる指先知育玩具「ポットンボックス」の作り方と遊び方をご紹介します。
このポットンボックスは、兄のムーの保育園の先生に手作りしていただきました。
材料は以下の通り。
- タッパー
- デコレーショングッズ
- 木の棒5本
- プレート5枚
全て100円ショップで揃うと思います。
作り方は本当に簡単で、上の写真のように、タッパーに、丸と、細長い長方形の穴を開け、簡単にデコれば完成!
穴を開けるときは、ケガにご注意ください!
それぞれの穴に、木の棒とプレートを入れる遊びです。
繰り返し遊べます。
ムーを観察していて、小さい子にとっては、プレートよりも木の棒のほうが入れやすいと分かったので(0歳11ヶ月でできるようになりました)、
妹のミーにも棒入れの方を1歳になる前に習得してほしくて、毎日一緒に練習しました。
何度も見本を提示しました。
少しの補助でできたら、すかさず「ポットン!できたね!」の言葉かけ。
赤ちゃんは、なんでも舐めるので、毎日洗っていました。
作りが単純なので、すぐ洗えるのもいいところ。
毎日なめてなめてなめ尽くし、「なめるの減ってきたなー」というころに、やっと本来の(大人の想定の、と言うべきかな)遊び方で成功する、という感じでした。
ポットンができるようになる前に、なめ尽くして飽きるのではと思っていたけど、良かった良かった!!
100%出来るようになるまでは、なんと、明らかな悔し泣きもしました。
0歳児の観察として、とても興味深かったです。



と思いました。
プレートの方が難しく、段階を追ってチャレンジできるのも、このおもちゃの魅力です。
ポットンするモノを他に考えて、アレンジしても良さそうですね!
プレートでは、色の名前を教えることもでき、重宝しました。
こちらのおもちゃもおススメです。